ダンボール工作を広めるのに最も簡単な方法として、ワークショップ(工作教室)があります。
このワークショップですが、運営を上手くしていかないと大幅な赤字になることも・・・。
もちろん、宣伝目的と割り切ることもできますが、改善しない限り永遠に赤字です!
というわけで、今回は、工作教室の収益と集客を両立させる為のお話をしていきます。
目次
ワークショップ(工作教室)開催に必要な物
工作教室の開催のため、当店がいつも用意しているものについて記載してみます。
若干の誤差はありますが、いつも下記のようなものを準備しています。
- セロハンテープ
- ケガ発生時の対処として傷テープ(バンドエイド等)
- 養生テープ
- 小型のイーゼル(A4サイズのPOPを見せる為)
- 材料(工作キットなど)
- 色塗り道具1(ポスカ太)
- 色塗り道具2(クレヨン)
- 色塗り道具3(細い筆やマジック)
- テーブルクロス(汚れ防止)
- テーブルクロス止め(養生テープでも代用可)
- チラシ(企業紹介)
- ウェットティッシュ
- ハサミ
- A4サイズPOP(教室の内容を知らせる用に)
- 不在を知らせる札(休憩等で席を外すとき用)
- 見本としての商品サンプル
また、屋外等のイベントによっては、
- テント
- テント用の重り
- 机(アウトドアテーブル)
- イス
- 大型イーゼル
- 大型イーゼルに立てかけるA1サイズの看板
- お釣り
も持ち込むことがあります。
人数は何人ぐらいで運用する?
運営にあたり必要な人数は、下記の項目によって異なります。
- 1回あたりの受け入れ人数
- 工作キットを作るのに必要な時間
- 色塗りの有無
- お金のやり取りの有無
- 親子参加
例えばですが、
/キットの組み立て時間20分/1回あたり10名/色塗り有/お金のやり取り有/親子参加
この程度でしたら、当店ではスタッフ1人、又は2人程度で対処致します。
こちらのような内容が、上記の内容に近いです。
↓ ↓ ↓
スタッフ1名でしたら参加定員を区切るやり方で、10名、随時受付で8名が限度ですね。
もう一つの例として、
/キットの組み立て90分/1回あたり10名/色塗り有/お金のやり取り有/子供のみで参加
ポイントはキットの難易度が上がっている点、子供のみの参加という点です。
子供のみ参加の場合、質問や制作の手伝い等が大変多くなります。
こうなってくると、スタッフは2名~3名以上必要ですね。
随時受付でなく、時間を区切って参加してもらう方が良いかもしれませんね。
当店では、下記のようなものが該当します。
↓ ↓ ↓
運営人数は、その教室の内容により異なってきます。
1名でも運営は可能ですが、十分経験を積まれてからが良いでしょう。
ワークショップ内容を伝える為のPOP
経費部分はもちろん大事ですが、集客できなければ意味がありません。
当店では、ワークショップ開催時には下記のようなA4サイズのPOPを置いています。
↓ ↓ ↓
単純に作る場合は、教室の名前+参加費+イメージ写真の3点でも十分です。
より商品の魅力を伝えたい場合は、お勧めポイントを記載するとベストでしょう。
その他に記載出来る項目があるとしたら、
- 組み立てに掛かる時間
- 対象年齢
- 使用する道具の有無
があります。
ただし、過度に情報を記載しすぎると、少々見ずらいPOPになります。
もし、上記の内容を含めるなら、配布用のチラシとして活用すると良いでしょう。
詳細に記載した配布用チラシでは、下記のようなものを当店では作りました。
↓ ↓ ↓
こちらのチラシはA4を4つ切り(A6サイズ)で作りました。
A6サイズは、A4サイズのチラシよりも枚数が確保し易い為おすすめです。
参加費し易いワークショップは?
当店の経験として、多く参加して頂いたワークショップは、
- 金額は@500ぐらい
- 種類は2~3種類。
- 組立時間20分ぐらい
- 受付は随時受付
等にした場合、多くの方に来て頂けると思います。
ただし、この内容では人数が殺到する可能性があります。
当店では過去に3時間で100名以上という参加者殺到を経験しました。
なお、この時のスタッフの人数は僅か2人。大変な運用なりましたね。
人数のコントロールを失敗すると、大パニックになり易いのでご注意ください。
当然参加者が増えるので、スタッフも多めに確保が必要です。
反対に、こちら側がコントロールし易いものとしては、
@900~1800ぐらい
種類は2~3種類。
組立時間20~40分ぐらい
受付は時間制の入れ替え
こちらのような内容でしたら、1人~2人で十分運用可能です。
売上ベースでも単価が高い為、それなりに確保が可能です。
ただし、他に出展しているブースがある場合はそちらに流れる可能性が高いです。
他の出展者が@500等でしていた場合は、かなり厳しい事になるかもしれません。
両方の場合に共通して必須といえるのは種類です。
最低でも作れるものは3種類程度用意しておいたほうが良いでしょう。
自社キットの内容と確保できる人数に合わせて内容を検討してみてください。
工作教室は自社の商品を広めるチャンス
ワークショップは、運用人数の調整や用意する物などで苦労することはあります。
しかしながら、直接参加者に自社をアピールできる点はとても良い機会になる筈です。
準備は必要ですが、ある程度予測が出来ましたら、参加又は自社で開催してみてください。
貴重な経験になるかと思います。
また、試作段階であえてワークショップを行うというのもあります。
参加者様に問題点を見つけてもらい、それを本製品にフィードバックするのも良いですね。
皆様のワークショップ(工作教室)が良い形で開けることを心よりお祈りしております。
詳しく運用について聞いてみたい等ありましたら、当店では運用のお手伝いもしています。
下記よりお気軽にお尋ねください。
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